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トランス脂肪酸の恐怖その2 [美容・健康]

前回の記事の続きです。

この記事を書いている最中に、なんとアメリカでは
トランス脂肪酸の使用が禁止になる計画が出されたようです。
(今までも、アメリカではトランス脂肪酸の摂取制限が定められていました。)
そんなに危ないものが何故日本では規制されていないのか疑問ですよね?

アメリカ人は、洋食文化で更に食べる量も多く、
トランス脂肪酸の摂取量がかなり多いと言われていました。
そして、トランス脂肪酸は、心臓疾患の主な原因とされており、
2003年から原材料に明記することが義務付けられてから
レストランからマクドナルドまで、トランス脂肪酸が使用されなくなってきたとのこと。

対して、日本はちょっと前までは、和食中心でしたし、
トランス脂肪酸の摂取量はそれほど多くなかったので
摂取制限については特に言われてこなかったようです。

ただ、マクドナルドのポテトは、トランス脂肪酸祭りなので
アメリカのポテトがトランス脂肪酸を使っていないのなら
日本のマクドナルドも、トランス脂肪酸の使用を辞めてほしいと思いますよね。

さて、前回からお話している、
マクドナルドのポテトに含まれるトランス脂肪酸は、ショートニングから
発生しています。
ショートニングとは、動物脂、植物油脂を原料にした加工油脂なのですが
常温で固形化します。
だから、マクドナルドのポテトは、時間が経つと硬くなってしまうんですね。

他には、クッキーやパイ、ケーキなどの焼き菓子やパン、揚げ物に
ショートニングが使われます。
なぜかというと、
サクサクした食感や、パリッとした揚げ物に仕上がるんです。
お店で売っているお菓子には注意した方が良いですね。
家で作るお菓子は、バターを使いますが
工業製品は、ショートニングを使っていることが多いので
トランス脂肪酸の取り過ぎには注意しましょう!


トランス脂肪酸含有量の多い食品を紹介します。

【穀類】
クロワッサン 味付けポップコーン

【肉類】
和牛(肩ロース) 0.52~1.2
和牛(サーロイン) 0.54~1.4
輸入牛(サーロイン) 0.60~1.2
牛(ハラミ) 0.79~1.5

【乳類】
コーヒークリーム 0.011~3.4
生クリーム 1.0~1.2
コンパウンドクリーム 9.0~12
(●●フレッシュ、●●ホイップなどの名称のクリーム)

【油脂類】
バター 1.7~2.2
マーガリン 0.94~13
ファットスプレッド 0.99~10
食用植物油 0.0~1.7
食用調合油 0.73~2.8
牛脂 2.7
ショートニング 1.2~31

【菓子類】
アップルパイ、ミートパイ 0.34~2.7
スポンジケーキ 0.39~2.2
菓子パイ 0.37~7.3
ビスケット 0.036~2.5
クッキー 0.21~3.8

【調味料】
マヨネーズ 1.0~1.7
カレールウ 0.78~1.6
ハヤシルウ 0.51~4.6

多めのものだけ列挙しました。
様々な食材にトランス脂肪酸が含まれていることが分かります。

これらの食材を全面的に排除することは不可能だと思います。
ただ、外食を減らして自炊にすれば、かなり摂取量は減ると思います。
全く摂取をしないようにしてもストレスが溜まって
逆に良くないですし、食事の際に少し気を付ける目安にしていただければ
と思って、書いてみました。

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トランス脂肪酸の恐怖 [美容・健康]

「トランス脂肪酸」という言葉を聞いたことがありませんか?

とりあえず、狂っている悪いものっぽい感じがしますよね。
今回はトランス脂肪酸についてまとめてみたいと思います。


トランス脂肪酸は、多量に摂取すると
善玉コレストールを減らして悪玉コレストールを増加させてしまいます。
(難しい化学物質名など専門的なことについては私のブログでは書きません。)

人の体は、体内に入ってきた食べ物を吸収・排泄して
代謝を繰り返してできていますが
トランス脂肪酸は、代謝されにいため、どんどん身体にたまり、
体に悪い影響を及ぼします。

悪い影響ってどういうことだと思いますか?
体に悪い成分がたまると、良くないことはわかりますよね?

悪い成分が元で、様々な病気を引き起こす要因になります。
そして、なにより怖いのは、老廃物の排泄、情報の伝達遅れなど
私たちの生命活動の邪魔をするのです。

老化 ガン 心臓病 不妊症 アレルギー 動脈硬化 認知症
精神的に不安定になってイライラ、ストレスがたまったり、
うつの原因にもなるそうです。

本当、百害あって一理なしとはこのことですね。


では、トランス脂肪酸を多く含む食べ物ってなんでしょうか?

一番ぱっと思いつくのは、マクドナルドのポテトです。
ゴキブリも食べない、とか
食べるプラスチック、とか
3年経っても腐敗しない、とか。。。

ゴキブリも食べないものを
人間の、特に成長期の子供に食べさせてもいいんでしょうか(^^;

マックのポテトたまに食べたくなるんですけどね。
今グラコロの季節でこの前ポテトも一緒に食べちゃいましたが。
あのポテトは、ジャガイモだけを揚げたものではないので
マックだけではないんですが、特に日本のマックのポテトには
気を付けましょう。

じゃぁ、ファーストフードどこのポテトもだめなの?

って思って、トランス脂肪酸が含まれているポテトと
そうでないポテトの見た目に違いはあるのか確認したところ、

>◎トランス脂肪酸が含まれているポテト
少し置いておいても、くたっとせず、柔らかくならない。

◎トランス脂肪酸が含まれていないポテト
少し置いておくと、くたっとして柔らかくなる。

なぜ柔らかくならないかというと、トランス脂肪酸が多く含まれている
【 ショートニング 】というものが使われているためです。

次回は、ショートニングについてお伝えしますね。
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